花育を始めた理由

もう15年以上前の話ですが、気になるお花の講座がありまして。

お花の商談会が東京ビックサイトで行われていて、北海道から飛行機で買い付けに行っていました。

そこに並ぶブースで、花の心理セラピーの紹介をしていました。

お花が綺麗で癒されるのは理由があり、

香りや形、色の作用を知って効果的に用いれば、もっと心に寄り添ったお花を贈る事ができますよ。

というような内容のお話を、とてもきれいなキラキラした女性がお話していました。

わあ。

とっても興味惹かれました。

当時、私が働いていたのはスーパーにお花を卸す会社でしたが、自社の小売店の店頭に立つ事も多く、

お客様から花束やアレンジのご注文を受けて制作していました。

花の心理セラピーを知ればもっと素敵で、もっと心に響く花束やアレンジを用意できるんじゃないかな。と思い、

キラキラ女子の著者、芙和せら先生に握手をしてもらい、本を購入しました。

お目当てのブースがまだこれからだったのと、日帰りで激しく時間がない状態でしたので、

気になりつつも急いでその場を後にしました。

出張から帰ってから調べると、芙和せら先生は東京、大阪、名古屋を中心に活動されており、

北海道にいる自分が学ぶのは難しい事がわかりました。

それから15年以上経過して、

なんとなーく、ずっと気になる存在だったフラワーハートセラピー。

でも、大阪に頻繁に通う事なんてできないし。

北海道は無理ですよねー？ですよねー。

電話で問い合わせてみても、無理なものは無理。

ご縁がなかったのかなー。

と思いつつ、でもしつこくチェックしていたら、なんとオンラインクラス設立！

コロナで対面授業ができなくなって、オンラインでやっているらしい。

あら！オンラインなら北海道でもいけるんじゃない？

さっそく問い合わせて、やっと、やっと、スタートする事ができたのでした。

フラワーハートセラピー

フラワーハートセラピーとは、芸術療法の1つです。

芸術療法とは、こころの赴くままに絵を描いたり、音を出したり、自由な自己表現をするなかで、心を遊ばせ、癒していくという療法です。

表現には人を癒す力があります。

色彩心理、アロマテラピー、フラワーアレンジメントに心理学を統合したものがフラワーハートセラピーです。

フラワーハートセラピーを学ぼうとした時に、花育インストラクターというコースを知りました。

フラワーハートセラピーを基本とした、子供向けの花育を学ぶというコースでした。

花育とは

花育。

最近よく耳にします。

花に親しみ、花に触れる事で心を育てる。

いろいろな種類の花育があり、どの活動も素晴らしいと思います。

今の自分でもできる事は沢山ありますが、フラワーハートセラピーの花育は

心理学をベースとしていること、

主役は花ではなく、人の心だという事など、私の知らない世界がそこにありました。

長く勤めていた会社を退社して、個人で花の仕事を始めたタイミングでもあったのと、

元気でやんちゃな男子二人育児奮闘中なのもあり、

花育インストラクターを受講してみることにしました。

フラワーハートセラピーの花育インストラクター、

いったいどんな事をするのか、は次回お話しますね。