Branch flower|ドライフラワー、プリザーブドフラワー、生花アレンジメント 札幌市のフローリスト「Branch flower」では、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、フラワーアレンジメント、花束などの生花・花雑貨を販売しています。ご自宅用を始め、大切な人へのフラワーギフトなど、皆さまの笑顔の為に1点1点心を込めてお作りいたします。フラワー教室も開催しておりますのでお気軽にお問合せください。

花の命、長い?短い?  花を長持ちさせるには

 

 

数種類の花が入っている花束を飾ると

数日で枯れてしまう花、

驚くほど長く咲く花、がありますよね。

 

 

 

花は種類や環境によって寿命がずいぶん違います。

 

 

 

根っこを持たない切り花が成長を続ける事はほとんど不可能で、

今綺麗に咲いている命が終わればそのまま枯れていく事になります。

 

 

どうしたら今の綺麗な状態を少しでも長く見ていられるのでしょうか。

なぜ、花は枯れるのか。

 

 

 

花が枯れる理由の一つについて書こうと思います。

 

 

 

花の老化について

 

 

花が枯れる原因は沢山ありますが、

その一つの要因として「エチレン」が関係しています。

 

 

 

エチレンとは植物ホルモンの一つで、植物の成熟と老化に深く関係しています。

エチレンガスとも呼ばれ、常温では気体で存在します。

 

 

 

空気中に存在していますが、人体にはほとんど影響を及ぼしません。

 

 

 

しかし植物には非常に重要な役割を持っています。

 

 

 

弱い花、強い花

 

エチレンは植物の老化を促進させてしまいますが、

 

その影響を受けやすい花、あまり受けない花とがあります。

 

 

 

影響が多い代表的な花はカーネーションやカスミソウなどのナデシコ科の植物です。

 

カーネーション

 

カーネーションを飾っていて、花が咲ききる前に花がしぼんでしまった事、ありませんか?

 

 

 

エチレンガスが原因でしぼむ場合、花びらが内側にカールしてしぼみます。

しわしわ、ふかふかしてしまい、きちんと咲ききってしぼむのとは全くちがう状態です。

 

 

 

また、まだ新しいデルフィニウムやスイートピーの花がパラパラと急に散ってしまう状態も

エチレンの仕業だと想像できます。

 

 

 

エチレンに弱い花

 

 

・カーネーション

 

・カスミソウ

 

・ポーチュラカ

 

・デルフィニウム

 

・スイートピー

 

・胡蝶蘭

 

  等など

 

エチレンに強い花

 

・菊

 

・ガーベラ

 

・ダリア

 

・ひまわり

 

・マーガレット

 

・チューリップ

 

・グラジオラス

 

・フリージア

 

 

   等など

 

キク科の植物や、球根性の植物は比較的エチレンに影響されにくい植物です。

 

 

 

フラワーアレンジ

 

 

 

 

エチレンに弱いことが分かっている花は、

 

エチレンによる老化を防ぐよう、生産者さんが市場に出荷する前にエチレン作用阻害剤による前処理をしてくれています。

 

 

 

エチレン作用阻害剤だけでなく、その花の特性にあわせた薬剤を使い分けて、切り花をより良い状態で長く楽しめるよう

沢山の工夫がされています。

 

素晴らしい事ですよね。有難いです。

 

 

どこから発生するの

 

 

ではエチレンはどこから発生するのでしょうか。

 

 

 

基本的には植物本体から発生しています。

エチレンにより植物は実を熟させ種をつけます。

 

 

 

受粉することで早く種子を作ろうと自ら出すエチレンは高濃度になります。

 

 

 

沢山の花をつけるスプレー咲きの花の場合は

咲き終わった花をこまめに切り落とす事でエチレンの多量発生を抑える事ができます。

 

 

 

果物からも多量のエチレンが発生しています。

 

 

 

特に多いのがリンゴの果実です。

ほかには、柿、バナナ、メロン、などがあげられます。

 

 

 

これらの果実は熟成させるためにエチレンは必要不可欠です。

 

 

 

例えばバナナは緑色の状態で輸入され、

日本で温度管理のもとエチレンガスをあてて熟成させています。

 

 

 

熟成された果物の他にも、たばこの煙や線香の煙、排気ガスからもエチレンガスは発生されます。

物が燃焼する際にもエチレンは発生するようです。

 

 

 

これらにさらされた花は、通常自然に咲きおわる花に比べて枯れるのがかなり早くなったという実験結果もあります。

 

 

置き場所や環境に配慮

 

 

これらの事から、エチレンに弱い花はなるべく受粉をさせないよう花粉を取り除いたり、

 

しおれてきた花を切り落とす、

 

古い花と新しい花を一緒にしない、

 

熟した果実やたばこ、排気ガスを遠ざける

 

等の配慮が大切です。

 

 

ちょっとした置き場所の配慮で綺麗な状態が長く楽しめるのは、とても嬉しいことですね。

 

 

エチレンの他にも綺麗な花の状態を保つには

 

・花の活動を抑える

 

・バクテリアを防ぐ

 

・水上がりを良くする

 

・栄養分を補給する

 

などのポイントが挙げられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

置き場所に工夫して、お花を長く楽しみましょう!

 

 

 

 

 

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