あけましておめでとうございます！

あっというまに2022年。

気が付けば年単位でブログを放置していました。

前回コロナの事を書いたのは2020年。

こんなにも長くこの状況が続くとは思っていませんでした。

生活が制限される中でも、小規模のワークショップを開催させて頂いたり、

初めての場所や初めましてのお客様との出会いなど、いろいろな経験をさせて頂きました。

2022年も、初めてのお仕事のお話を頂いてわくわくしています。

今の自分にできる事を精一杯やっていきます。

本年も宜しくお願い致します。

なにを見て暮らすか、が大切です

ある心理学者のお話が花にまつわるお話だったので、少しご紹介します。

題名の通りなのですが、人は視覚からの情報にメンタル、体調、がかなり左右されるそうです。

目に何をうつすか、何を見て暮らすか、でどのような変化があるのかを調べた研究結果のお話です。

30代から50代の男女複数人のグループを2つ作り、

1つには

花や、美味しそうな食事や、綺麗な景色、星空、等の素敵な素敵な写真を一定時間見てもらいます。

もう一方には、

戦争の風景、汚れた部屋、荒れた町、などの嫌な写真を見てもらいます。

その後の変化は、もちろんですが素敵な写真を見てもらったグループのほうが

リラックス効果が高く、心が和む、安定する等の効果がみられました。

反対に、嫌な写真を見てもらったグループは

心がざわつき、不安定なイライラした気持ちになりました。

ポイントは、すぐに、その効果が表れたという点です。

目で見て、すぐに、リラックスしたり、イライラしたりなどの効果があったという事です。

これは、私たちが何を見て生活するかで、すぐに幸福度が上がったり、下がったりするという事を表します。

さらにこの実験では、体調面での変化まで確認されました。

写真を見て気持ちの変化があった後に、歩けるだけ歩いてもらい、体力の差を測定しました。

その結果、

素敵な写真を見たグループは、嫌な写真を見たグループの3倍もの距離を歩く事が出来ました。

逆の言い方をすると、

嫌な写真を見てメンタルが悪い状態になったグループは、3分の1しか力を発揮できなかったのです。

嫌な物、汚いもの、荒れているもの、悲しいもの、を沢山見たグループは、体力、持続力も落ちるという事がわかったのです。

目になにをうつすか、という事はとても大切な事ですね。

目で見たものは、心にそのまま、しかもすぐに影響を与える。

心と体は密接なので、当然、体力や体調にも影響がでる。

で、あれば、目にうつるものを変えるだけで

私たちは今すぐにでも幸福度を上げる事ができるという事です。

好きなものに囲まれて暮らす

そんなわけで、

自分の身の回りに綺麗なもの、好きな物、を用意する事はとても人生において大切な事だとわかりました。

花屋は、けっこう重労働。覚える事が多く、繁忙期の忙しさは寿命が縮むのを感じるほど。（笑）

なのに、やたら幸福度が高くパワフルに働く事ができるのはそういうことか！と腑に落ちました。

もちろん、花でなくても、

自分好みのキャラクターに囲まれる、好きな風景画を部屋に貼る、などでも良いとおもいます。

ちなみに、この研究結果をもとに話をしていた心理学者の先生は、

ああ、メンタルが弱ってきたなと感じたら、お部屋を花でいっぱいにするそうです。

お花の綺麗さ、カラフルな色合いなどを感じながら気力、体力、を整えるそうです。

えー、そうなんだ、嬉しい！！と思いました。

私はお花が好きだけど、何故好きなのか、何故ずっと花を続けるのか、を問われてもうまく考えがまとまらず。

かっこいい理由がなく好きだけで続けているので、

こんな風に花の効用を証明してくれる研究を見つけたりすると、なんだか嬉しくなります。

そうなの、そうなの、花っていいんだよね。わかる、わかる。的な。

我が家は自宅アトリエなので玄関から天井まで花だらけ。

花で階段が通りにくくなったりすると申し訳ない気持ちでしたが

案外、いやでも花が目に入る環境、家族にとって良いのかも。

うん、良いはず。

良い事してるという事にして、今日も花だらけ楽しみます。

でも荒れてる風景は良くないらしいので、整理整頓はしっかりやらなきゃなあ。。。

贈り物も、ご自宅用も、お花のオーダーお待ちしています。

お問合せはこちらから

ブランチフラワー

市川　総枝